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学生の帰化申請について

学生は帰化申請できるの?

当事務所は帰化申請についてたくさんのお問い合わせをいただきますが、以下のような質問を多くいただきます。

 

 

このように日本国籍を取得したいけど現在の自分の状況で帰化することが可能なのかわからないという方は多いのではないでしょうか。今回はわかりやすく「学生の帰化申請」をテーマに解説していきます。

 

未成年の学生の帰化申請

帰化申請とは、日本に住んでいる外国人の人が日本人になる為の申請の事です。

帰化申請には能力条件が定められており、未成年の場合には原則20歳以上にならないと帰化申請を行う事が出来ません。

なので、未成年の学生は帰化申請できないと思っている方が多いのですがそれは違います。未成年の学生も親と一緒に帰化申請をするのであれば問題なく申請できるのです。

なぜかといいますと、以下の場合は未成年でも帰化申請できるという規定があります。

 

 

今回のケースだと、「日本人の子供で日本に住所を有している人」が当てはまります。

「日本人の子供じゃないじゃん」と思う方も多いと思いますが、親と一緒に帰化申請をして親が帰化許可になると未成年の学生は日本人の子供になります。だから親と同時申請をすれば未成年の学生でも帰化できるのです。もちろん、親の帰化が許可になることが前提条件です。

 

逆に言えば、親と一緒に帰化するのではなく、学生単独で帰化申請を考えているのであれば20歳まで帰化することはできません。成人するまで待つ必要があります。

 

学生で収入がないけど帰化に影響はないの?

学生の多くは収入がありません。または少ないです。

そのような人達は、両親の収入面を証明できる書類や両親からの仕送りなどの事実を証明できる書類があれば生計要件が満たされ申請できます。両親の収入があれば問題ないのです。

また、両親が税金や年金の未納がないことも重要です。この他にも両親の貯金が確認出来る預金通帳なども必要になります。

更に、奨学金があればその内訳が分かる証明書や在学証明書も用意しなければなりません。

 

もし、学生自身がアルバイトをしているのなら、給与明細や源泉徴収票も用意する必要があります。

このことは市区町村に給与報告を行っていることから、隠してもばれてしまう事が多いです。ばれてしまった場合、印象が悪くなるので少額収入や短期間のアルバイトも履歴書に記入します。

また、日本の年金制度に加入していないと、帰化申請を受け付けてもらえません。そのため、年金に加入している証明書も用意しなければいけません。

 

学生で帰化申請する場合の注意点

このように帰化申請をする場合は、自身を証明する数多くの提出書類に気を付ける必要があります。

そして、学生であればある程度の日本語能力を有していると思われますが、小学生3年生レベルの日本語の読み書き能力も求められます。内容としては基本的な会話がスムーズに出来る、ひらがな、カタカナ、漢字などをある程度理解する能力が必要です。

 

更に気を付けることとしては、留学生として来日してビザを取得してきた人は、在学中基本的に帰化申請できません。なぜなら、日本に住所を有しているとみなされないからです。

また、帰化申請は通常5年以上の日本在籍期間が必要となっており、それに加えて就労期間も直近3年間必要です。

 

しかし、「日本人の子供」・「10年以上の日本在住歴がある」・「日本人と結婚して3年以上の日本在住歴がある」など一定の要件を満たしていれば在学中に帰化申請が出来ます。

このように学生であっても、帰化申請できる条件を満たしていれば申請する事が可能なのです。

 

帰化申請でお悩みなら、エイド行政書士事務所にお任せください

学生の帰化申請について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

帰化申請は自分一人で進めようとしても、膨大な量の書類を集める必要があったり、日本語で書類の作成をする必要があったりと、非常に複雑で多くの手間を必要とします。

申請手続きを行っている途中段階で諦めてしまったという方も少なくありません。

 

さらに、何度も法務局へ出向かないといけない為、時間の確保も必要になります。

個人でこれらを集めて、正しく記入して申請書を提出するのは大変な困難が予想されます。

無理に自分一人でやるよりも帰化申請のプロにお願いした方が、楽に手続きを進めることができます。

 

帰化申請には帰化のプロフェッショナルの目が不可欠です。

ぜひ一度、エイド行政書士事務所へご相談ください。お一人お一人の状況を考えた最適な解決方法をご提案し、あなたの日本国籍取得をサポートさせていただきます。

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