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帰化のメリット・デメリットを解説
帰化のメリット・デメリット
日本は先進国という事もあり、外国人が日本に帰化したいと考えたり実際に行動に移す機会が多いですが、帰化にはいったいどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下で、帰化をすることによるメリット・デメリットを解説していきます。
帰化の7つのメリット
帰化には以下7つのメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく説明していきます。
日本国籍を取得することができる
日本国籍を取得することができます。よくあるパターンとしては、フィリピン人が日本人男性と結婚した場合にそのままだと夫婦で同じ戸籍に入ることができません。
そもそも、日本人ではないのですから日本の戸籍に入れるわけにはいかないわけです。そこで、帰化することによって国籍を変更し戸籍を持つことができるようになります。
日本のパスポートが手に入る
日本のパスポートを持つことができます。日本のパスポートは非常に強力といわれおり、世界の中でも5本の指に入るほど力の強いパスポートです。このようにパスポートの力が強いことにより、様々な国に行くことができます。
様々な国に行くことができれば、わざわざ入国許可を取る必要はなくあっさりと入国することが可能です。
なぜこのように強いパスポートを持っているかといえば、国自体が世界の中で信用されているからです。信用されている一つの理由としてはやはり世界第3位の経済大国ということです。
それだけの力を持っている国ですのでやはり国家としての信用が大きいといえます。
もちろんそれだけが基準ではありませんが、少なくとも日本の場合は世界に貢献している割合が高いことと経済の力が大きいことが大きな後ろ盾となっているといっても過言ではありません。
社会保障制度の充実
社会保障制度(年金制度や保険制度など)を利用することができます。これにより、将来的に年金などをもらえる可能性がありますし、保険がきくため非常に魅力的と言えるでしょう。日本の社会保障制度は、世界の中でも比較的充実したものと言えます。
融資が受けやすくなる
住宅ローンや自動車ローンなどのように融資を受けることができるようになります。現在、クレジットカードローンなどで外国人でも借りることができますが、住宅ローンのレベルにあると借りることができませんのでそのような意味において帰化は大事です。
就労制限がなくなる
就労の制限がなくなります。外国人ではなれない職業は多々ありますが、その制限が全てなくなります。さらに、ビザの更新など面倒な手続きをする必要がなくなるため、会社側が雇いやすくなり、就職・転職・昇進などにも有利に働きます。
日本人の名前を名乗れる
日本人の名前を名乗ることができる点です。特に、中国系の人は顔が日本人と似ていますのでしゃべり方が日本語なまりで日本人の名前を名乗っていたとすれば完全に中国の人だったとは分かりません。実際にそのような人も存在しますので、名前をもつ威力はそれなりにあります。
また、西洋の国にありがちですが、漢字の名前を名乗りたいといった理由で日本人になる人も少なくありません。もちろんそれが一番の理由ではないかもしれませんが、少なくとも裏の欲求としてはあり得ることでしょう。
参政権が手に入る
参政権を手に入れることが可能です。参政権とは、簡単に言えば選挙権や被選挙権です。日常的に選挙に行くことができるようになり、自身が立候補することも可能になります。
帰化の2つのデメリット
帰化には以下2つのデメリットがあります。
それぞれのデメリットについて詳しく説明していきます。
母国の国籍を失う
日本は二重国籍を認めていないので、当然ながらもともと所有していた外国籍は手放さなければなりません。
母国で手に入るメリットを失う
母国の国籍を失うことになりますので、母国で手に入れることのできるメリットなども手放す必要があります。
例えば中国人が日本人になりたいと思い、帰化する場合には中国籍を捨てることになりますので中国で手に入れることができるメリットなども手放す必要があります。
これは、韓国などほかの国でも同様です。